頭蓋骨の骨と骨の間がくぼんでいます。治らないですよね?
A.頭蓋骨の骨と骨の境目は、もともとの骨格や縫合の形などによって、くぼんで触れることがあります。必ずしも「異常」や「治らないもの」とは限りません。
頭蓋骨には、骨と骨をつなぐ「縫合(ほうごう)」があります。
例えば、左右の頭頂骨の間には矢状縫合があり、頭のてっぺんを前後に走っています。
縫合の形や閉鎖の程度には個人差があり、成人になっても一部の縫合が完全には骨化せず、線状に残っている場合もあります。実際に、成人の頭部CTを調べた研究では、矢状縫合などの主要な縫合が完全に閉鎖していないケースが多く確認されています。
ですから、
「頭のてっぺんに谷間がある」
「骨と骨の間がへこんでいるように感じる」
というだけで、「もう治らない」と決めつける必要はありません。
🍀 実際にあった患者さんとの会話
最近も患者さんから、
「私、昔から頭蓋骨の谷間が広がっていて、大きな隙間みたいなくぼみがあるんです。これって治らないですよね?」
と質問を受けました。
そこで、現在の頭の状態を確認しながら、頭頂部を含めた頭蓋骨周辺のバランスを数十秒調整しました。
施術直後、患者さんご自身に触って確認していただくと、
「え~、閉じてる(笑)」
「閉じるの?」
と、とても驚かれていました。
もちろん、ここでいう「閉じた」というのは、頭蓋骨の縫合そのものが短時間で骨として癒合した、という意味ではありません。
触診で感じていた頭頂部の凹みや骨の位置関係が、施術前と後で変化して感じられた、ということです。
頭蓋骨の縫合は、成長過程で形態が変化し、成人後も個人差があります。また、すべての縫合が同じように閉鎖するわけではありません。
そのため、頭蓋骨の形を見たり触ったりしただけで、
「ここは完全に閉じている」
「ここは開いている」
と単純に判断することはできません。
💡 きぼう整体室では、頭蓋骨だけを見るのではありません。
後頭骨、頭頂骨、側頭骨などの頭蓋骨の状態に加えて、首の骨、特に上部頸椎とのバランス、さらに肩・背中・骨盤など身体全体の状態を確認します。
そのうえで、必要に応じて歪みのある部分を一つひとつ丁寧に整えていきます。
「昔からあるから、もう変わらない」
と思っている頭の形でも、触診してみると施術前後で感じ方が変わるケースがあります。
ただし、頭蓋骨の形には生まれつきの骨格、成長過程、加齢などによる個人差があります。
そのため、すべての「くぼみ」が同じように変化するわけではありません。
また、急に頭の形が変わった、外傷後にへこみができた、強い痛みや腫れがあるなどの場合は、整体で判断せず、医療機関で確認することをおすすめします。
🍀 「昔からだから仕方ない」と思っている方も、一度現在の状態を確認してみると、思っていたより変化があるかもしれません。
お気軽にご相談下さい。

