坐骨神経痛・右股関節周囲の詰まり感・首こり・肩こり・頭痛 ・背部痛
お客様のご感想
40歳代の女性・坂井市
【主訴】
* 坐骨神経痛(左側の殿筋部の締め付け感)
* 右股関節周囲の詰まり感
* 慢性的な首こり
* 慢性的な肩こり
* 頭痛
* 背部痛
🔍触診による検査結果
💀 後頭骨(頭蓋の土台となる骨) :右側が前方へ捩れ、頭蓋全体が右前方(約2時方向)へスライド
🦴 頸椎(首の骨):1番(環椎)⇐ 3番⇐ 4番⇒ 5番⇐ 6番⇐ 7番⇐
🦴 胸椎(背骨): 3番⇐ 4番⇐
🦴 腰椎(腰の骨):3番⇒ 4番⇒
🦴 腸骨(骨盤の左右の大きな骨):左側が後方にのけ反り・右側が前方への傾き
🦴 仙骨(骨盤の真ん中の骨)
:大きな歪みではないが、右側に牽引されている
🧠 構造的な問題点の考察(解剖学的視点)
後頭骨の右前方変位により、環椎(C1)との後頭環椎関節の適合性が低下。この関節は延髄を取り囲む硬膜(脳脊髄膜)と機械的連結を持つため、
👉 硬膜張力の亢進👉 上位頸神経(C1〜C3)の機能低下
が起こりやすくなります。
C1〜C3は、副神経や頸神経叢を介して
* 肩甲挙筋
* 僧帽筋上部線維
* 胸鎖乳突筋
などの筋緊張に関与します。
これにより、
頸部〜肩甲帯の過緊張⇩
胸椎(T3〜T4)の可動性低下⇩
胸腰筋膜の滑走不全⇩
骨盤帯の左右回旋ストレス増大
という運動連鎖が発生。
さらに、
右腸骨の前方回旋と左腸骨の後方回旋により仙腸関節(SI関節)の剪断ストレスが増加。
これに伴い、
* 梨状筋
* 中殿筋
* 外旋六筋群
の筋緊張が亢進し、
坐骨神経の通過部(梨状筋下孔)における絞扼ストレスが増大
→ 左殿部の締め付け感(坐骨神経痛様症状)
が出現していたと考えられます。
また、右股関節の詰まり感は、腸骨前傾に伴う寛骨臼の前方被覆増加により、
大腿骨頭の前方滑り制限↓股関節屈曲・内旋時の関節内圧上昇
が関与していた可能性があります。
🍀施術後の変化(可動性の主観的評価)
ベッドから起き上がると、「頭痛がなくなっている❗️」「ここに来ると1回で頭痛がなくなるから助かる❗️」と言いながら首を大きく動かしながら、「首も痛みがない❗️」
「長時間パソコンを入力する仕事だから、腕や手が痺れていて、腕が上がらなくなっていることも💦」と言いながら腕を胸の前側から上げたり、側方から上げながら笑顔が見えました。
* 頸部回旋可動域の拡大
* 肩関節挙上時の筋緊張軽減
* 頸肩部の疼痛感の軽減を自覚
🧠 補足(自律神経との関連)
施術後の会話の中で、お子様についての相談を受けました。
* 朝起きられない
* 立ちくらみ
* めまい
* 呼吸の浅さ
* 腹痛
などの症状があるとのこと。
これらは、上部頸椎のアライメント不良に伴う延髄周囲の循環動態変化や迷走神経機能の低下により、
交感神経/副交感神経のバランスが乱れた際にみられる起立性調節障害の症候と一致する可能性があります。
骨格バランスの是正により、脳脊髄液循環および自律神経系の安定化が期待されます。

