椎間板ヘルニアによる便秘・腰痛・脚の痺れ・背中の痛み・首こり・肩こり
お客様のご感想
60歳代の男性・越前市
【主訴】椎間板ヘルニアによる便秘・腰痛・脚の痺れ・背中の痛み・首こり・
肩こり
この日の歪みは、後頭骨⇐ 頸椎(首の骨)1番⇐ 3番⇐ 5番⇐ 6番⇒ 7番⇐ 腸骨(骨盤の両側の大きな骨)左側が後方にのけ反り・右側が前方に傾いている
胸椎(背骨)1番⇐ 3番⇐ 4番⇐(大) 腰椎(腰の骨)5
番⇒(特大)しかも4番と5番の間が極端に狭く、極端に圧迫されている感じ、病院での検査でも、椎間板ヘルニアと診断されたそうです。
患者さんに症状を尋ねると、「腰の痛みと背中の痛み、そして最近は便秘もひどくて…」そんなお悩みで来ました👨🦳
病院でMRI検査を受けたところ、椎間板ヘルニアと診断されたとのこと。
腸骨の歪み(仙腸関節の歪み)
そこで腰椎ヘルニアと便秘の関係を説明。
実は「腰のヘルニア」と「便秘」には深い関係があります。
腰椎ヘルニアとは、腰の椎間板が飛び出して神経を圧迫してしまう状態です。神経は、脳からの命令を全身に伝える「電線」のような役割をしています。この神経が圧迫されると、痛み・痺れだけでなく、内臓の働きにも影響が出ることがあります。
💡便秘との関係
排便に関わるのは「自律神経」や「仙骨神経」と呼ばれる神経で、これらは**腰(腰椎4〜5番)から仙骨(S2〜S4)**あたりに集中しています。
腰椎ヘルニアが起こると、このあたりの神経が圧迫され、次のような影響が出ることがあります👇
* 腸の動きをコントロールする神経(副交感神経)が働きにくくなる
* 腸のぜん動運動が低下して、便が進みにくくなる
* 直腸・肛門まわりの感覚が鈍くなり、「便意を感じにくくなる」
* 骨盤底筋群の動きが悪くなり、排便時にいきみにくくなる
その結果、便秘になりやすくなるのです。
●なので、きぼう整体室では、骨の歪みを整える事で、椎間板に加わる圧力を正常に変えていくのです。(他の正常な関節と同じ条件に再現できればいいのです)
以下でわかりやすく説明しますね。
⚡️圧迫されやすい神経
腰椎ヘルニアで便秘に関係しやすいのは主に👇
圧迫部位 関係する神経 影響が出やすい部分
L4〜L5 腰神経叢(ようしんけいそう)腰〜下肢の感覚、腸腰筋、腸の働きに関係
L5〜S1仙骨神経叢(せんこつしんけいそう) 骨盤内臓器(大腸・直腸・膀胱)への神経伝達
S2〜S4 骨盤内臓神経(副交感神経) 大腸のぜん動運動・排便反射・肛門括約筋の働き
特に**S2〜S4(仙骨神経)**は、排便の「最終指令」を出す神経なので、ここが圧迫や機能低下を起こすと、便秘だけでなく「排便しにくい」「残便感がある」といった症状が現れやすいです。
🧘♂️改善のポイント
* 腰椎や骨盤の歪みを整える(神経の圧迫を減らす)●きぼう整体室の得意分野です!
* 腸腰筋・骨盤底筋をゆるめる(内臓の動きをサポート)●これも歪みを整える事で、神経の影響が正常になり、改善方向に変えていけるのです。
* 姿勢の改善(特に座位姿勢での腰の圧迫を減らす)●身体を整える事により、自然と重心が中央に寄ってきます。
* 水分・食物繊維をしっかり摂る(腸の動きを助ける)
患者さんの身体の話に戻りますね!
これらの歪みに対して、歪みのある骨を1本、1本狙って矯正をして、固いながらも、なんとか整えることができました。
術後、ベッドから起き上がられて、「朝ベットから起き上がる時が1番大変なんやけど、今ベッドから起き上がる時に違和感なかったわ!」と言いながら前屈や屈伸を数回繰り返しても痛みを感じることがなく、笑顔で喜んでいただけました。
便秘も解消出来るといいですね!と言うと、笑顔で楽しみやわ!と喜んで帰っていかれました。
💡豆知識:椎間板ヘルニアと便秘の関係
腰の神経は、足や背中だけでなく大腸や骨盤内の臓器にもつながっています。特に、L4〜L5・S1〜S4から出る神経は、腸の動き(蠕動運動)や排便反射をコントロールしています。
ヘルニアでこの部分が圧迫されると、腸の動きが鈍くなり、便秘につながることがあります。
長年の腰痛や便秘に悩んでいる方は、「内臓だけでなく、神経の通り道(背骨)」に原因があるかもしれません。
身体の歪みを整えることで、痛みも便秘もスッキリ改善できる可能性があります✨

