交通事故の後遺症と産後の骨盤の歪み
お客様のご感想
10数年前の交通事故後から続く首の痛み・違和感と産後の骨盤の歪み|頸椎・腰椎・腸骨の骨格バランスを整えた症例|越前市
30歳代・女性・越前市
【主訴】
・10数年前の交通事故後から続く首の痛み・違和感
・首の慢性的な張り感
・産後の骨盤の歪みが気になる
🧭 来院の流れ
今回は、産後の骨盤矯正についてお電話でご相談いただいたことが来院のきっかけでした。
お電話でお話を伺っていると、
「産後の骨盤の歪みが気になっています」
というご相談に加えて、
「実は10数年前に玉突き事故に遭って、その後から首の痛みや違和感があります」
「首が常に張っているような感じがあるのですが、こういう症状でも大丈夫ですか?」
とお尋ねがありました。
もちろん、交通事故後に長期間続いている首の症状については、現在の状態を確認したうえで慎重に評価する必要があります。
特に首は、頭部を支えるだけではなく、視線の方向や頭部の位置を調整しながら、胸椎や肩甲帯、体幹との連動にも関係する重要な部位です。
そこで今回は、産後の骨盤だけを見るのではなく、
「首から背骨、骨盤までを一つの身体として捉え、全体の骨格バランスを確認する」
という考え方で触診による評価を行いました。
🔍 触診による検査結果
骨格バランス評価
☝️骨の歪みは
← → の矢印で回旋方向を表しています。
※ここでいう「歪み」とは、当院の触診・施術上で確認した骨格の位置関係や動きの左右差を表す表現です。医学的な画像診断による「骨の変形」や「損傷」を意味するものではありません。
💀 後頭骨(頭蓋骨のベースとなる骨)
⇐
後頭骨は頭蓋骨の後下方に位置し、頸椎の一番上にある環椎(C1)と関節をつくっています。
頭部と頸椎の境目にあるため、頭の位置や首の動きとの関係を考えるうえで重要な部位です。
今回の触診では、後頭骨にも左右差がある状態を確認しました。
🦴 頸椎(首の骨)
1番 ⇐
2番 ⇐
3番 ⇒
4番 ⇐
5番 ⇐
6番 ⇒(大)
7番 ⇐(大)
今回、特に目立っていたのが頸椎6番・7番の大きな回旋方向の左右差でした。
頸椎は全部で7個あり、頭部を支えながら、前後屈・側屈・回旋など、非常に細かな動きを行っています。
また、頸椎周囲には後頭下筋群や深層頸筋など、頭部や頸部の位置を細かく調整する筋肉があります。
これらの筋肉には、筋紡錘などの固有受容器が存在しており、筋肉の長さや変化を感知して、姿勢や運動の調整に関わっています。
そのため、首に違和感や張り感がある場合、単純に「首の筋肉が硬い」と考えるだけではなく、
頭部―頸椎―肩甲帯―胸椎
という連動を考えながら身体を評価することが大切です。
今回のケースでは、頸椎1番から7番まで、それぞれ異なる方向の左右差が確認されました。
そこで、
「首全体をまとめて動かす」のではなく、触診によって確認した歪みのある骨を1本、1本狙って整える
という施術を行いました。
🦴 胸椎(背中の骨)
胸椎は12個の椎骨から構成され、頸椎と腰椎の間に位置しています。
胸椎は肋骨とも関節をつくっているため、呼吸運動や胸郭の動き、肩甲骨の運動、体幹の姿勢などとも関係する重要な部位です。
本来であれば、頸椎だけではなく胸椎を含めた背骨全体のバランスも確認して施術することが理想です。
ただ今回は、頸椎に複数の左右差があり、特にC6・C7の状態を整えることに時間を要しました。
そのため、施術時間と身体への負担を考慮し、今回は頸椎と骨盤周辺を優先して調整し、胸椎についてはすべてを整えることを優先しない判断としました。
🔺これは「胸椎を無視した」ということではなく、今回の身体の状態と施術時間を考えた優先順位の選択です。
🦴 腰椎(腰の骨)
腰椎5番
⇒
腰椎は5個の椎骨から構成され、上半身の荷重を支えながら、骨盤と連動して身体を動かす重要な部位です。
特に腰椎5番は仙骨との境界に位置するため、骨盤や仙骨との関係を考えるうえでも重要になります。
今回の触診では、腰椎5番にも回旋方向の左右差を確認しました。
首だけの問題として捉えるのではなく、
頸椎 → 胸椎 → 腰椎 → 骨盤
という身体全体のつながりを確認することで、現在の姿勢や動きの特徴をより立体的に捉えることができます。
🦴 仙骨(骨盤の真ん中の骨)
仙骨は骨盤の中央に位置し、左右の腸骨と仙腸関節をつくっています。
上方では腰椎5番とつながり、下方では尾骨へ続いています。
そのため、
腰椎5番―仙骨―腸骨
は、腰部と骨盤の動きを考えるうえで重要な連続した構造です。
今回も腰椎だけではなく、骨盤全体との位置関係を確認しながら評価しました。
🦴 腸骨(骨盤の両側にある大きな骨)
今回確認した腸骨の状態は、
・左側が後方にのけ反る方向
・右側が前方へ傾く方向
でした。
骨盤は身体の土台ともいえる部分で、左右の腸骨・仙骨・腰椎などが互いに関係しています。
また、骨盤は立位・歩行・座位など、日常生活のさまざまな動作で身体を支える重要な役割を担っています。
産後は、妊娠・出産による身体の変化に加えて、抱っこや授乳、睡眠姿勢、育児中の身体の使い方など、身体にかかる負担が変化することがあります。
そのため、「産後だから骨盤だけを整える」という考え方ではなく、
骨盤と腰椎、胸椎、頸椎、頭部まで含めて身体全体のバランスを見る
ことが大切だと考えています。
🍀 施術後の患者さんの様子
施術が終わったところで、
施術者:
「術後どうですか?」
と確認しました。
すると患者さんは笑顔で、
患者さん:
「楽です!」
「いつも張り感があったのですが、今はないです!」
と話してくださいました。
さらに、
施術者:
「首はどうですか?」
と確認すると、患者さんは腕を動かしながら、
患者さん:
「この辺(首肩)が軽いです!」
「違和感が全くないです!」
と笑顔で喜んでくださいました。
🔎 今回の症例から考えられること
今回の患者さんは、もともと10数年前の交通事故後から首の痛み・違和感・張り感が続いていたという経過があり、さらに産後の骨盤の歪みも気になって来院されました。
長期間続いている首の違和感の場合、単純に首周辺の筋肉だけを見るのではなく、
頭部
↓
上部頸椎
↓
頸椎
↓
胸椎
↓
腰椎
↓
仙骨
↓
腸骨
という身体全体の連動性を考えることが重要です。
もちろん、交通事故後の症状については、骨折・靭帯損傷・神経症状など、医学的な評価が必要になるケースもあります。
強い痛み、手足のしびれ・脱力、感覚障害、頭痛やめまいの急激な悪化などがある場合には、整体だけで判断せず、医療機関での検査を優先することが大切です。
今回のケースでは、触診による骨格バランス評価を行い、当院の施術対象として確認できた左右差に対して、歪みのある骨を1本、1本狙って調整しました。
その結果、施術直後には、
「楽です!」
「いつも張り感があったのですが、今はないです!」
「この辺(首肩)が軽いです!」
「違和感が全くないです!」
という感想をいただくことができました。
🌿 きぼう整体室の骨格バランスへの考え方
きぼう整体室では、単純に「肩が凝っているから肩を揉む」「腰が痛いから腰だけを施術する」という考え方だけではなく、
「なぜそこに負担がかかっているのか?」
という視点から身体を確認します。
特に、
・交通事故後から首の違和感が続いている
・慢性的な首こり・肩こりがある
・首を動かすと違和感がある
・産後から骨盤のバランスが気になる
・腰痛と骨盤の歪みが気になる
・姿勢の左右差が気になる
・首・肩・背中・腰をまとめて見てほしい
という方の場合には、症状が出ている部分だけでなく、頭部から頸椎、胸椎、腰椎、仙骨、腸骨までの骨格バランスを確認することが大切だと考えています。
そして当院が大切にしているのが、
「歪みのある骨を1本、1本狙って整えていく」
という考え方です。
一人ひとり身体の状態は違います。
だからこそ、最初から「この人はこの施術」と決めつけるのではなく、触診によって身体の状態を確認し、その方に必要な部分を見極めながら施術を行います。
今回の患者さんも、最初は「産後の骨盤矯正」のご相談でした。
しかし、実際に身体を確認してみると、頸椎には複数の左右差があり、特に頸椎6番・7番に大きな左右差が確認されました。
そこで今回は、骨盤だけに限定せず、首・背骨・腰・骨盤を含めた全体のバランスを確認したうえで施術しました。
施術後に患者さんから、
「いつも張り感があったのですが、今はないです!」
「違和感が全くないです!」
という言葉を笑顔でいただけたことは、施術者としても非常に嬉しい瞬間でした。
📍 越前市・福井県で産後の骨盤矯正、首こり・肩こり、交通事故後の首の違和感でお悩みの方へ
産後の骨盤の歪みだけではなく、
首の痛み・首こり・肩こり・背中の張り・腰痛・骨盤の歪み・姿勢の左右差
など、複数の症状が重なっている場合があります。
きぼう整体室では、症状のある場所だけを見るのではなく、後頭骨・頸椎・胸椎・腰椎・仙骨・腸骨まで身体全体の骨格バランスを確認し、そのうえで必要な部位を施術していきます。
「産後の骨盤が気になるけれど、以前から首も痛い」
「交通事故後から首の違和感が続いている」
「首・肩・腰・骨盤をまとめて見てほしい」
そんな方も、まずは現在の身体の状態をご相談ください。
越前市・鯖江市・福井市など福井県内からもご相談いただいています。
※本症例は一例であり、施術後の変化や感じ方には個人差があります。また、整体による施術は医療機関で行う診断・治療に代わるものではありません。

