腰痛、姿勢が悪い、背中が張る
お客様のご感想
腰痛・反り腰でお腹を突き出すように歩いてしまう|姿勢・背中の張りを骨格バランスから整えた症例|福井市
30歳代前半・男性・福井市
【主訴】
・腰痛
・反り腰
・お腹を突き出すように歩いてしまう
・姿勢が悪い
・背中が張る
🧭 来院の流れ
今回の患者さんは、腰痛や反り腰だけではなく、歩き方や立ち姿勢そのものが気になるという状態でした。
来院のきっかけになったのは、ご家族からの一言だったそうです。
「歩き方へんやよ!」
「おなか突き出しているよ!」
さらに、
「相撲取りみたい💦」
と言われたこともあったそうです。
ご本人も、
「確かに、お腹を突き出して歩いている気がする💦」
「姿勢も悪いし、腰も気になる💦」
「背中も張っています💦」
と話されていました。
そこで今回は、単純に「腰が痛いから腰だけを見る」のではなく、
頭部・頸椎・胸椎・腰椎・骨盤まで含めた全体の骨格バランスと、立位・歩行時の姿勢を考えながら評価することにしました。
🔍 触診による検査結果
骨格バランス評価
☝️骨の歪みは
← → の矢印で回旋方向を表しています。
※ここでいう「歪み」とは、当院の触診・施術上で確認した骨格の位置関係や左右差を表す表現です。医学的な画像検査によって確認される「骨の変形」や「損傷」を意味するものではありません。
💀 後頭骨(頭蓋骨のベースとなる骨)
⇐
後頭骨は頭蓋骨の後下方に位置し、頸椎1番(環椎・C1)と関節をつくっています。
頭部は身体の中でも重量のある部位なので、立位姿勢では頭部の位置関係が頸椎や胸椎、さらに体幹全体の姿勢制御にも影響します。
今回の触診では、後頭骨にも左右差を確認しました。
そのため、腰だけを見るのではなく、身体の上方にある頭部・頸椎から評価を行いました。
🦴 頸椎(首の骨)
1番 ⇐ 3番 ⇐ 4番 ⇒ 5番 ⇒ 6番 ⇐ 7番 ⇐
頸椎は7個の椎骨から構成され、頭部を支えながら、頭を動かしたり、視線を安定させたりする役割があります。
また、首の深部には頭部の位置や頸部の動きを細かく調整する筋肉があり、筋紡錘などの固有受容器から得られる情報は、姿勢や運動の調整にも利用されます。
今回の触診では、それぞれ異なる方向の左右差を確認しました。
特に重要なのは、首の状態だけを見ることではありません。
頭部と頸椎の位置関係は、その下にある胸椎や肩甲帯、体幹の姿勢とも連動します。
そのため、今回のように「お腹を突き出して歩く」「胸を張ってのけ反るように歩く」という姿勢の場合、腰だけを評価するのではなく、頭部から背骨全体を確認することが重要だと考えています。
🦴 胸椎(背中の骨)
5番 ⇐ 6番 ⇐ 7番 ⇐
胸椎は12個の椎骨から構成され、肋骨とともに胸郭を形成しています。
胸椎は、姿勢の保持だけではなく、胸郭の動きや呼吸、肩甲骨の運動、体幹の回旋などとも関係しています。
今回の触診では、
胸椎に回旋方向の左右差を確認しました。
患者さんが訴えていた、
「背中が張る」
という感覚を考えるうえでも、胸椎周辺の状態は重要です。
さらに、胸椎は腰椎と連続しているため、胸椎の動きや姿勢の特徴は腰部の動きにも影響します。
🦴 腰椎(腰の骨)
5番 ⇒
腰椎は5個の椎骨から構成され、上半身の荷重を支え、骨盤と協調して身体を動かす重要な部位です。
今回確認されたのは、
腰椎5番の回旋方向の左右差
でした。
患者さんの主訴には「腰痛」と「反り腰」がありました。
ただし、腰が反っているから腰椎だけを整えればよい、とは限りません。
立位姿勢では、骨盤・腰椎・胸椎・頸椎・頭部が連動して身体の重心位置を調整しています。
そのため、腰椎5番だけを見るのではなく、
胸椎 → 腰椎 → 仙骨 → 腸骨
というつながりを確認することが大切です。
🦴 仙骨(骨盤の真ん中の骨)
仙骨は骨盤の中央に位置し、左右の腸骨と仙腸関節を形成しています。
上方では腰椎5番とつながっているため、
腰椎5番―仙骨―腸骨
は腰部と骨盤の姿勢・運動を考えるうえで重要な関係にあります。
今回の患者さんは「反り腰」と「お腹を突き出すような歩き方」を気にされていました。
このような姿勢を考えるときにも、腰椎だけでなく、仙骨を含めた骨盤全体の位置関係を確認することが重要になります。
🦴 腸骨(骨盤の左右の大きな骨)
今回の触診では、
・左側が後方にのけ反る
・右側が前方へ傾く
という左右差を確認しました。
骨盤は、立っているときには上半身を支え、歩行時には左右の下肢から伝わる力を受けながら、体幹と脚をつなぐ重要な役割を担っています。
そのため、左右の腸骨の位置関係に左右差がある場合には、立位や歩行時の身体の使い方を考えるうえで、一つの評価材料になります。
今回も、患者さんが訴えていた「反り腰」「お腹を突き出すような歩き方」「姿勢の悪さ」を、骨盤だけの問題として考えるのではなく、腰椎・仙骨・腸骨・頸椎(頭部の位置を大きく左右する)を含めた骨格バランスとして評価しました。
🦴歪みのある骨を1本、1本狙って整える
という当院の考え方で施術を行いました。
身体全体を一度に大きく動かすのではなく、触診によって確認した骨格の左右差を一つずつ確認しながら、必要な部位を調整していきます。
今回は、確認したすべての歪みを整えることができました。
🍀 施術後の患者さんの様子
施術が終わり、ベッドから起き上がって立っていただきました。
すると、立った瞬間に、
患者さん:
「立った感じが、いつもと違う!」
「身体の重心が前に来ている感じがします」
と話されました。
そこで、
施術者:
「今までは、のけ反って胸を張るように歩いていたんですよね?」
と確認すると、
患者さん:
「そうです!」
「こんな感じで、重心もかなり後ろ側でした」
と、実際に身体を反らせながら説明してくださいました。
そして、もう一度自然に立っていただくと、
患者さん:
「でも、今は真っ直ぐ垂直に立てている感じがします✨」
「重心が変わっていますね✨」
「腰の違和感もなくなっている気がします✨」
「驚きですね✨」
と、とても驚かれていました。
🔎 「反り腰」と「お腹を突き出す姿勢」をどう考えるか

今回の症例で興味深かったのは、患者さん自身が、
「お腹を突き出して歩いている」
という身体の使い方を自覚していたことです。
一般的に「反り腰」と呼ばれる姿勢では、骨盤の傾きや腰椎の前弯、股関節・膝関節・足関節など、身体の複数の部位が関係している可能性があります。
つまり、
「反り腰=腰だけが悪い」
と単純に考えることはできません。
立位では、身体は重力に対して倒れないように、足元から骨盤、体幹、頭部までを連動させながら姿勢を維持しています。
さらに歩行では、身体の重心を前方へ移動させながら、左右の脚を交互に動かしていく必要があります。
そのため、患者さんが感じていた
「重心が後ろにある」
という感覚は、今回の姿勢を考えるうえで非常に興味深い情報でした。
施術後には、
「重心が変わった!」
「真っ直ぐ垂直に立てている感じがする!」
と、ご本人が立位姿勢の変化を自覚されました。
これは、単純に「腰だけを施術した結果」と考えるのではなく、頭部・頸椎・胸椎・腰椎・骨盤を含めた身体全体のバランスを評価したことに意味があると考えています。
🧠 姿勢と重心は「一部分」だけでは決まらない
人間の姿勢制御には、視覚、前庭感覚、固有感覚など、さまざまな感覚情報が関係しています。
筋肉や関節に存在する固有受容器からの情報も、身体の位置や動きを把握するために重要です。
特に足部からの情報、骨盤・体幹の位置、頸部や頭部の位置などを脳が統合しながら、身体は常に姿勢を微調整しています。
そのため、
「腰が反っている」
「背中が張る」
「お腹が前に出る」
「胸を張ってのけ反ってしまう」
「歩き方がおかしいと言われる」
という複数の訴えがある場合には、一部分だけを見るのではなく、全身の姿勢と動作のつながりを考えることが重要です。
🌿 きぼう整体室が考える「反り腰・姿勢・腰痛」
きぼう整体室では、
「腰が痛いから腰だけ」
「反り腰だから骨盤だけ」
というように、症状がある場所だけに限定して身体を見るのではなく、
💀 後頭骨
↓
🦴 頸椎
↓
🦴 胸椎
↓
🦴 腰椎
↓
🦴 仙骨
↓
🦴 腸骨
という身体全体のつながりを確認します。
そして触診によって確認した骨格バランスをもとに、
「歪みのある骨を1本、1本狙って整えていく」
ことを大切にしています。
今回の患者さんも、最初は「腰痛」「反り腰」「背中の張り」という症状でした。
しかし、ご本人が最も気にしていたのは、
「お腹を突き出して歩いてしまう」
という姿勢・歩行の問題でした。
そこで、腰だけに注目するのではなく、後頭骨、頸椎、胸椎、腰椎、骨盤まで確認しました。
施術後には、
「身体の重心が前に来ている✨」
「真っ直ぐ垂直に立てている感じがします✨」
「腰の違和感もなくなっている気がします✨」
という変化を、ご本人自身が感じてくださいました。
📍 福井市で腰痛・反り腰・姿勢・歩き方が気になる方へ
「腰痛がなかなか改善しない」
「反り腰が気になる」
「お腹を突き出すように立ってしまう」
「歩き方がおかしいと言われた」
「胸を張って、のけ反るように歩いてしまう」
「背中が張りやすい」
「姿勢を良くしたいけれど、どうすればいいかわからない」
このような場合、腰だけではなく、頸椎・胸椎・腰椎・仙骨・腸骨などを含めた身体全体のバランスを確認することが一つの方法になります。
きぼう整体室では、症状だけを追いかけるのではなく、触診によって身体の状態を確認し、
「どの骨に左右差があるのか」
「身体全体としてどのようなバランスになっているのか」
を考えながら施術を行っています。
今回の症例のように、腰痛・反り腰・背中の張り・姿勢の悪さ・歩き方の違和感が同時に気になっている方は、身体全体の骨格バランスを一度確認してみるのもよいでしょう。
※本症例は一例であり、施術後の感じ方や変化には個人差があります。また、整体で行う触診・施術は、医療機関で行う診断・治療に代わるものではありません。強い痛み、しびれ、筋力低下、外傷後の症状などがある場合は、必要に応じて医療機関での検査・診察をおすすめします。

