６０歳代の女性・坂井市

【主訴】病院での診断結果は脊柱管狭窄症からくる股関節痛で、股関節には痛みの原因がなく、症状の酷かった時の記憶を脳が覚えている事によるものと言われたそうです。猫背なのに反り腰なんです。

患者さんにそんなことがあるのですかと尋ねられたので、そのような脳の痛みの記憶に対してのテクニックの案内は受けた事があると答えました。実際に僕の体を変えてみて、満足出来たら習いに通います。とやり取りをしたことを覚えています。テクニックの名前も思い出せませんが、この時のやり取りなどを話をしながら施術、後頭骨⇦　頸椎（首の骨）１番目⇨　これらも整う。（これらの歪みも股関節に対しても重要と考えます。）

背骨（胸椎）１２番と腰椎（腰の骨）１番目との間で大きく⇨歪んでいるだけでなく、若干、１２番の際で１番が内臓側に食い込んでいる感じがしたので、脊柱管狭窄症はこれかと思い、確実に歪みを取ってあげたいと思いました。この歪みに対しての矯正結果は、自己採点で９０～９５点の間かな、他にも、腰椎（腰の骨）５番目⇨　仙骨⇨　これらの神経支配を受けている筋肉なども股関節に影響を及ぼす可能性もあると思うが、確実に整えることが出来た。

他にも、骨盤（腸骨）左側が後ろ側にのけ反り、右側が前方に傾いているのに対しても矯正をしたが、右側が少し動いたが、左側は硬くて動いてくれなかった。この腸骨はお尻の左右の大きな骨なので、股関節と近接している為に整えたかったが次回に残ってしまった。

施術が終わり、立った状態で股関節は痛い？と尋ねると、痛みが無いです。体が楽です。なんか姿勢が良くなった気がします。と答えてくれたので、僕は脳に対しては何もしていないのに痛みが無くなったなら、脳じゃなかったのではと思わず言ってしまいました。猫背は腰が悪かった為に姿勢が維持できなくて悪かったんだと思いまよ。