肩甲骨の際の痛み・背中の痛み・首の痛み・首こり・肩こり・頭痛
お客様のご感想
肩甲骨の際の痛み・背中の痛み・頭痛】胸椎回旋異常による肩甲骨可動域制限の改善症例|越前市
40歳代女性・越前市
【主訴】
・肩甲骨の際の痛み
・背中の痛み
・首の痛み
・首こり
・肩こり
・頭痛
・寝返り時痛
・睡眠障害
🧭来院の流れ
2〜3ヶ月前から背中全体の張り感と痛みを自覚。
当初は軽度だったものの徐々に悪化し、特に肩甲骨内側(肩甲骨の際)の痛みが強くなっていきました。
さらに
✔仰向けで眠れない
✔寝返りのたびに痛みで目が覚める
✔朝起きても疲れが取れない
といった睡眠への影響も出現。
肩甲骨周囲の痛みを改善したいと考え、
「肩甲骨剥がしを受けたい」
と思いスマートフォンで検索し来院されました。
🔍触診による検査結果(骨格バランス評価)
☝️骨の歪みは ← → の矢印で回旋方向を表しています
💀後頭骨(頭蓋骨のベースの骨)
左側に捩じれ、
後頭骨と頸椎1番(環椎)の間が狭小化
解剖学的考察
後頭骨―環椎(C0-C1)関節は、
頭部支持と平衡感覚維持に重要な関節です。
この部位には
・後頭下筋群
・椎骨動脈
・大後頭神経
・上位頸神経(C1〜C3)
が密集しています。
関節可動性が低下すると、
✔緊張型頭痛
✔後頭部痛
✔首こり
✔眼精疲労
✔自律神経バランスの乱れ
に関与することがあります。
🦴頸椎(首の骨)
1番⇐
2番⇒
3番⇐
4番⇐
5番⇒
6番⇐(大)
7番⇒
解剖学的考察
特にC6の回旋変位が強く認められました。
頸椎6番周囲には
・頸神経C6神経根
・斜角筋群
・肩甲挙筋
・僧帽筋
・深層頸筋
が存在します。
頸椎機能が低下すると、
椎間孔周囲のストレス増大
↓
神経伝達効率低下
↓
肩甲帯筋群の協調運動低下
↓
肩甲骨運動異常
につながることがあります。
その結果
✔肩こり
✔首の痛み
✔肩甲骨周囲の違和感
✔腕の重だるさ
などが生じやすくなります。
🦴胸椎(背骨)
1番⇒
4番⇐(大)
5番⇐
7番⇒
👉本症例のキーポイント
特に胸椎4番(T4)に大きな回旋変位を認めました。
解剖学的・運動学的考察
胸椎は肩甲骨の土台となる重要な部位です。
肩甲骨は肋骨の上を滑走するように動いており、
これを
「肩甲胸郭関節(Scapulothoracic Joint)」
と呼びます。
T4周囲の回旋異常により
・肋骨配列異常
・肋間筋緊張
・前鋸筋機能低下
・菱形筋過緊張
・僧帽筋中部線維の緊張増加
が発生。
さらに肩甲骨の
✔上方回旋
✔下方回旋
✔後傾
✔外転
といった正常運動が妨げられます。
結果として
✔肩甲骨の際の痛み
✔背中の張り
✔肩甲骨可動域制限
✔寝返り時痛
✔深呼吸時の違和感
が発生していたと考えられます。
🦴腰椎(腰の骨)
1番⇐
5番⇒
解剖学的考察
腰椎回旋異常により
・多裂筋
・脊柱起立筋
・胸腰筋膜
へ過剰な緊張が生じます。
胸腰筋膜は頸部〜骨盤まで連続するため、
腰部の機能低下は背中全体へ波及します。
その結果、
胸椎への代償負荷が増加し、
慢性的な背部緊張の原因となります。
🦴腸骨(骨盤)
・左側が後方にのけ反り
・右側が前方への傾き
🧠解剖学的考察
骨盤は身体全体の土台です。
骨盤左右差が存在すると、
歩行時や立位時に重心偏位が生じ、
脊柱全体へ回旋ストレスが伝達されます。
本症例では
骨盤
↓
腰椎
↓
胸椎
↓
頸椎
↓
肩甲骨
という運動連鎖が確認されました。
🧠総合的な医学的・解剖学的考察
肩甲骨の動きは単独で存在しているわけではありません。
正常な肩甲骨運動には
✔頸椎の安定性
✔胸椎の伸展・回旋
✔肋骨の柔軟性
✔肩甲胸郭関節の滑走
✔肩甲上腕リズム
が必要です。
本症例では
✔後頭骨―環椎機能低下
✔頸椎C6回旋異常
✔胸椎T4回旋異常
✔骨盤アライメント不良
が連鎖し、
神経系ストレス増大
↓
筋活動異常
↓
肩甲骨運動障害
↓
肩甲骨内側の痛み
という機能障害の連鎖が形成されていたと考えられます。
💬施術中のやり取り
患者さん
「肩甲骨剥がしをしてほしくて来ました!」
私
「もちろん肩甲骨周囲へもアプローチします。ただ今回の状態は肩甲骨そのものより、背骨や肋骨の動きが大きく関係していそうですね!」
患者さん
「肩甲骨じゃなくて背骨なんですか?」
私
「はい。肩甲骨は肋骨の上を滑るように動くので、胸椎や肋骨の動きが悪くなると肩甲骨も動きにくくなるんです!」
患者さん
「だから肩甲骨剥がしだけでは戻ってしまうんですね。」
私
「その可能性はあります。今回は肩甲骨だけでなく、首から骨盤まで全体のバランスを見ながら整えていきましょう!」
患者さん
「なるほど、原因は1か所じゃないんですね。」
✨施術内容
歪みを読み取り、
歪んでいる骨を1本1本狙って整えていきます。
✔後頭骨〜上部頸椎調整
✔頸椎のバランス調整
✔胸椎(特にT4)の調整
✔肋骨可動性の調整
✔骨盤アライメント調整
その後、
肩甲骨周囲の筋膜・筋肉へアプローチ。
結果として
✔肩甲骨裏へ指がスムーズに進入
✔肩甲骨可動域改善
✔筋緊張の大幅な低下
を確認しました。
🍀施術後の患者さんの様子
患者さん
「首がすごく楽です!」
「身体が軽いです!」
「背中の張りがなくなっています!」
「姿勢が伸びた感じがします!」
さらに
私
「車のルームミラーの位置が合わなくなるかもしれませんね。」
患者さん
「そんなに変わるんですか?」
私
「首や背中の緊張が抜けると、身体の使い方や視線の位置が変わる方もいらっしゃいます。」
患者さん
「帰りが楽しみです!」
そして最後に
「今日は久しぶりによく眠れそうです!」
と笑顔で帰られました。
🔎総評
本症例は
✔肩甲骨の際の痛み
✔肩甲骨内側の痛み
✔背中の痛み
✔首こり
✔肩こり
✔頭痛
✔寝返り時痛
の原因が、
肩甲骨単独ではなく
胸椎・頸椎・骨盤を含めた全身の運動連鎖に存在していた症例
でした。
特に
「肩甲骨の問題は肩甲骨だけの問題ではなく、背骨や肋骨の機能障害が関与していることが少なくない」
という点が重要です。
肩甲骨の際の痛み、背中の張り、首こり、頭痛でお悩みの方は、一度身体全体のバランスを確認してみることも大切かもしれません。
☝️補足
※本症例は個人の一例であり、施術結果を保証するものではありません
※症状の改善には個人差があります
※当院では医療行為ではなく、身体のバランス調整を目的とした施術を行っています


