太ももの外側の痛み・腰椎すべり症・寝返りで激痛|お尻に体重をかけて座れない
お客様のご感想
太ももの外側の痛み・腰椎すべり症・寝返りで激痛|お尻に体重をかけて座れない|60歳代後半男性の整体症例|坂井市
60歳代後半の男性・坂井市
【主訴】
・太ももの外側が痛い
・病院で腰椎すべり症と診断された
・寝返りをすると腰に激痛が走り、痛みで目が覚める
・お尻に体重をかけると痛く、椅子に座っていられない
・仕事に行くことも難しいほど痛みが強い
🧭 来院の流れ
約1か月前から腰の痛みを感じるようになったそうです。
最初は、
「そのうち治るだろう」
と思い、痛みをごまかしながら仕事を続けていました。
ところが、ある日の睡眠中、寝返りをした瞬間に腰へ激痛が走り、その痛みで目が覚めてしまいました。
起床する時間まで何とか眠ろうとしたものの、その後も寝返りをするたびに激しい痛みが出る状態。
「これは何とかしないといけない」
と思い、翌日は仕事を休んで病院を受診されたそうです。
病院では腰椎すべり症と診断され、痛み止めと湿布を処方され、
「しばらく様子を見ましょう」
と言われたとのことでした。
しかし、病院の待合室でも椅子に座っていると痛みが出てきたため、
「このままでは仕事にも行けないのではないか」
と、さらに不安になったそうです。
そこで以前、友人から、
「腰が痛いときに通った整体室、よかったよ」
と聞いていたことを思い出し、その友人に電話。
場所を教えてもらい、きぼう整体室へ来院されました。
🔍 触診による検査結果
骨格バランス評価
きぼう整体室では、単純に「腰が痛いから腰だけを見る」という考え方ではなく、頭部から頸椎、胸椎、腰椎、骨盤まで、身体全体の骨格バランスを確認します。
特に今回は痛みが非常に強く、寝返りや座位でも症状が出ていたため、無理に動かして痛みを誘発することを避けながら、身体全体の状態を慎重に確認しました。
☝️骨の歪みは
← → の矢印で回旋方向を表しています。
💀 後頭骨(頭蓋骨のベースとなる骨)
左側に捩じれ、3時方向へスライド
今回、特に印象的だったのが後頭骨の硬さでした。
後頭骨は頭蓋骨の後下方に位置し、その中央部には**大後頭孔(だいこうとうこう)**があります。
大後頭孔は、脳幹の下部にあたる延髄から連続する脊髄が頭蓋内から脊柱管へ移行する重要な領域です。
ただし、
「後頭骨が歪んでいるから脊髄が圧迫され、足先や心臓など全身の臓器に直接影響する」
と単純に考えることはできません。
実際には、後頭骨・上部頸椎周辺には多くの筋肉、関節、靱帯、神経受容器などが存在しており、頭部の位置や姿勢制御、頸部の運動、感覚入力などに関係しています。
そのため、きぼう整体室では後頭骨を単独の「悪い骨」と考えるのではなく、頭部から頸椎、さらに全身へつながる骨格バランスの一部として評価しています。
今回の後頭骨は硬さが強く、1回の調整だけでは十分な変化が得られなかったため、状態を確認しながらこの骨だけで3回に分けて慎重に矯正しました。
その結果、後頭骨の位置関係は、施術前よりも整った状態へ変化しました。
🦴 頸椎(首の骨)
今回確認できた回旋方向の歪みは、
1番 ⇐
4番 ⇐
6番 ⇒
7番 ⇐
でした。
頸椎は頭部を支えるだけではなく、頭部の運動、視線の安定、姿勢制御などにも関係する重要な領域です。
特に上部頸椎周囲には、頭部の位置や動きを感知する固有感覚受容器が多く存在します。
そのため、首の状態は首だけの問題として考えるのではなく、頭部の位置や胸郭、背骨、骨盤などとの関係から確認することが大切です。
🦴 胸椎(背中の骨)
胸椎は12個の椎骨から構成され、肋骨と連結して胸郭を形成しています。
胸椎の動きは、背中の柔軟性だけでなく、肋骨の動きや胸郭の可動性、呼吸運動にも関係しています。
また、腰椎だけで身体を支えているわけではなく、胸椎・腰椎・骨盤は互いに連動して姿勢を維持しています。
そのため、腰に痛みがある場合でも、
「腰が痛い=腰だけに問題がある」
とは限りません。
今回も腰部だけに施術範囲を限定せず、全身を確認しながら骨格バランスを調整しました。
🦴 腰椎(腰の骨)
今回、病院で腰椎すべり症と診断されています。
腰椎すべり症は、腰椎の椎体が本来の位置関係から前方などへずれる状態を指し、腰痛だけでなく、場合によっては神経症状を伴うことがあります。
特に腰椎周辺では、
・椎間板
・椎間関節
・靱帯
・脊柱管
・椎間孔
・神経根
・腰部周囲の筋肉
など、複数の組織が関係しています。
また、腰部の痛みは必ずしも「骨の位置」だけで決まるものではありません。
筋肉や関節、椎間板などの状態、身体の動かし方、神経組織の状態など、複数の要因が関係する可能性があります。
今回のように、
・寝返りで激痛が走る
・椅子に座っていられない
・お尻に体重をかけると痛い
・太ももの外側にも痛みがある
という場合には、腰椎そのものだけでなく、腰部から骨盤、股関節周辺を含めた身体全体の状態を慎重に確認する必要があります。
そのため、今回の初回施術では、すべり症の状態を無理に動かすことを優先せず、まずは身体全体の骨格バランスを整えることを中心に施術しました。
腰椎すべり症そのものを整体で治す、あるいは椎骨のずれを元に戻すと断定するものではありませんが、、きぼう整体室では、腰椎すべり症に対しても、今までのいろんな経験から歪みが戻りやすい状況作りを頑張っています。
また、強い痛みや神経症状が続く場合には、病院での経過観察や必要な検査を継続することも重要です。
🦴 仙骨(骨盤の中央にある骨)
仙骨は骨盤の中央に位置し、左右の腸骨と仙腸関節を形成しています。
上方では腰椎とつながり、下方では尾骨へ続きます。
つまり仙骨は、
腰椎 ⇄ 仙骨 ⇄ 骨盤 ⇄ 股関節
という身体の荷重伝達に関係する重要な位置にあります。
腰痛を考える際には、腰椎だけを見るのではなく、仙骨や骨盤との位置関係、立位・座位での荷重バランスなどを合わせて確認することが大切です。
今回も腰部だけを単独で見るのではなく、仙骨を含めて骨盤全体のバランスを確認しました。
🦴 腸骨(骨盤を構成する左右の骨)
腸骨は左右の骨盤を構成する大きな骨で、仙骨とともに骨盤輪を形成しています。
骨盤は上半身から下半身へ荷重を伝える重要な部位であり、立つ・歩く・座るといった日常動作にも深く関係しています。
特に今回の患者さんは、
「お尻に体重をかけると痛くて座っていられない」
という状態だったため、骨盤周囲の状態も慎重に確認しました。
腰椎だけを調整するのではなく、腰椎と仙骨、腸骨、股関節周囲を含めて全身のバランスを考えることが重要です。
🔄 全身を確認し、歪みのある骨を1本、1本狙って調整
今回の施術では、まず全身を揉みほぐし、身体の緊張状態を確認しました。
そのうえで、
後頭骨 → 頸椎 → 胸椎 → 腰椎 → 仙骨 → 腸骨
というように、身体全体の骨格バランスを確認。
歪みが確認された骨については、
歪んでいる骨を1本、1本狙って
回旋方向を確認しながら、順番に調整していきました。
今回、記録されていた頸椎についても、
頸椎1番 ⇐
頸椎4番 ⇐
頸椎6番 ⇒
頸椎7番 ⇐
という回旋方向を一つずつ確認。
結果として、今回確認できた回旋方向の歪みについては、施術後に整った状態へ変化させることができました。
🍀 施術後の患者さんの様子
施術が終わったところで、
「腰はどうですか?」
と確認しました。
すると、来院時とは明らかに表情が違っていました。
患者さんによると、きぼう整体室へ入ってきたときは、
「痛みをこらえることで精一杯で、私の顔をはっきり見る余裕もなかった」
そうです。
ところが施術後には、
「今は、見ることができます✨」
と話してくださいました。
さらに、
「今なら車のシートに座っていられそうです✨」
そして、
「足も軽くなりました✨」
とも話してくださいました。
来院時には、椅子に座ることさえ不安になるほどの状態だったことを考えると、ご本人にとって大きな変化を感じられた瞬間だったのだと思います。
ただし、これはあくまで今回の施術直後に患者さん本人が感じた変化です。
腰椎の矯正後の触診では、確実に前後の歪みは読み取れないレベルまで変えることが出来ました。
腰椎すべり症そのものが治ったことを意味するものではなく、今後の経過を確認していく必要があります。
🧭 次回の施術について
今回の初回施術では、まず全身の骨格バランスを確認し、強く緊張していた部位や回旋方向の歪みを一つずつ調整しました。
特に後頭骨は硬さが強く、慎重に3回の調整を行いました。
次回以降については、初回施術後の経過を確認したうえで、
・腰の痛み
・寝返り時の痛み
・座位での痛み
・太ももの外側の痛み
・歩行時の状態
・神経症状の有無
などを確認し、身体の状態と安全性を考慮しながら施術内容を検討していきます。
腰椎すべり症については、病院で診断を受けているため、医療機関での経過観察も大切にしながら、整体では身体全体の骨格バランスを整えることを目的として施術していきます。
🔬 この症例から考える「腰痛」と全身の骨格バランス
今回の症例で重要なのは、
「腰が痛いから腰だけを見る」
のではなく、
頭部・頸椎・胸椎・腰椎・仙骨・腸骨・股関節など、身体全体の位置関係と動きを確認する
という考え方です。
人体は、それぞれの骨や関節が独立して働いているわけではありません。
立つ、歩く、座る、寝返りをする、起き上がるといった動作では、脊柱と骨盤、下肢が連動して動きます。
そのため、腰痛や太ももの痛みを考える場合にも、局所だけに目を向けるのではなく、身体全体の動きや荷重バランスを確認することが大切です。
特に今回のように、
腰椎すべり症+腰痛+寝返り時の激痛+座位困難+太ももの外側の痛み
が重なっている場合には、症状の変化を丁寧に確認しながら施術することが重要です。
🌿 きぼう整体室の考え方
きぼう整体室では、
「痛いところだけを揉む」
という考え方ではなく、
「なぜそこに負担が集中しているのか?」
という視点から身体全体を確認します。
後頭骨、頸椎、胸椎、腰椎、仙骨、腸骨など、歪みが確認された骨を一つひとつ確認し、
歪みのある骨を1本、1本狙って
全身の骨格バランスを整えていきます。
もちろん、腰椎すべり症など医療機関で診断を受けている場合は、その診断を尊重し、無理な施術を行わないことが大切です。
「腰が痛いけれど、どこに相談したらいいのか分からない」
「病院で腰椎すべり症と言われた」
「寝返りをすると腰が痛む」
「座っていると腰やお尻が痛くなる」
「太ももの外側まで痛みを感じる」
このような症状でお悩みの場合には、現在の身体の状態を確認しながら、無理のない範囲で身体全体のバランスを考えていきます。
坂井市・福井市周辺で腰痛、腰椎すべり症、太ももの外側の痛み、寝返り時の腰痛、座るとお尻が痛いなどの症状でお悩みの方へ。
きぼう整体室では、一人ひとりの身体の状態を確認しながら、頭部から頸椎、胸椎、腰椎、骨盤まで全身の骨格バランスを丁寧に評価しています。
※本症例は、施術を受けた患者さんの個人的な体験・経過を記録したものです。施術効果には個人差があります。また、腰椎すべり症などの疾患について、整体施術によって医学的な治療や治癒を保証するものではありません。強い痛み、進行するしびれ、筋力低下、排尿・排便に関する異常などがある場合は、整体よりも先に医療機関への相談が必要です。

