５０歳代の女性・福井市

【主訴】股関節の痛み

通常の施術で体を整えていくと、ボキが体が硬すぎて少し怖いという事で、骨盤にブロックを咬ますテクニックに変更

このテクニックの長所と短所を簡単に説明する。

長所は、

●刺激が小さいから、骨粗鬆症とかで骨の強度が低くても、ほぼ骨に負荷をかけずに骨を整えていける。（自分の呼吸で骨折するような人は対象外！）対象は胸椎（背骨）１１番～腰椎（腰の骨）５番までと習ったが、現在は改良により、お尻の仙骨までを対象にすることが出来ています。

●骨に負荷が掛からないから、ヘルニアとかの手術をしてしまった人にでも安心をして整えていける。チタンの平板の際の歪みでも安心をして整えていける、骨に対して力を加えないから攻めれるのです。

短所は、

●マッサージみたいな刺激が無いので物足りないと思う人もいます。

●長い時間、うつ伏せだから呼吸がしずらい。

腰に特化し過ぎていて、胸椎（背骨）１１番（腰の骨の少し上あたり）から下が対象に為ってしまう。背中が・・・とかだったら、他のテクニックを追加で対処できるものもあるが、なんせ、腰と骨盤に時間を取られてしまうのが欠点、だが、腰は整う。

腰が整う事により、神経根の圧迫が解放されれば、その神経の神経領域・神経が伸びている先の症状にも変化を与えることが出来る。腰痛・足の痛みなど、下肢の症状に対して有効かと思える。筋肉が正常に働けるように為ったり、痺れが改善したり、など

この日の歪みは、頸椎（首の骨）１番目⇦　３番目⇦　５番目⇦　６番目⇦

腰椎（腰の骨）２番目⇨　４番目⇨　５番目⇨

骨盤（腸骨）左側がのけ反り、右側が前方に傾き、これら全て整う。

術後、

（患者さん）途中で気持ち良くなって寝てしまうところやった。最初はこんなんで良くなるのかと思っていたのですが、やっているうちに股関節が開くようになってきたので驚きました。

（施術者）本当、不思議でしょ。こんなに弱い刺激で骨が整ってしまう。こんなに弱い刺激だから、施術中に会話に夢中になり、頭を持ち上げて喋ろうとすると背中の筋肉に力が入ってしまうから、施術の妨げになってしまうのです。

でも、骨は整うから、体が楽になってしまうのです。